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 循環進行、ブルース進行(9ページ)
 ジャズには特定の曲ではなく、一定のコード進行として認識されているものがあります。その代表格がこの循環とブルースでしょう。
 もちろんそれぞれ循環の曲、ブルースの曲として様々なテーマが存在しますが、初対面のミュージシャン同士が演奏するセッション等ではたとえその曲のメロディーを知らない人でも「ブルース」或いは「循環」という事が判っていれば(キーもですが)参加出来るのです。
 一般的にジャズの初心者が最初に覚えるコード進行はブルースかもしれません。
 コード進行の覚え方の一例として、先ずコードネーム丸覚えで次にそれぞれのコードのルート音を言える(弾ける)様にしておいて実際のブルースの演奏を聴きます。
 この場合(他の曲でも同じですが)コード進行を頭で追いながら(キープして)聴く事が重要です。あまり焦らずにこう言った試みを通じて自然に楽しく覚えるのが良いと思います。
 一般に「循環の曲」と言った場合“A-A-B-A”形式で“A”の部分が循環、“B”が“Ⅲ7th”から出発する4度進行にほぼ限定されます。具体的な曲として、OLEO、COTTONTAIL、I GOT RHYTHM等がよく知られています。あと曲の一部に循環進行を含むものは非常に多く存在します。これらもやはり聴いて進行を捉える事が必要不可欠と言えます。
 ブルースや循環の曲はジャズに於いてはアドリブの為の素材といった性格が強く、従って演奏にあたっては多くの「それ用」のフレーズの知識(ストック)が必要になります。チャーリー・パーカーを始めとするいわゆるビバップのミュージシャンがこの分野で多くの研究成果を残しています。ソロ譜等も出版されているのでそれを参考にするなどして「伝統的なアドリブフレーズ」を覚え込む事が「未来の自分のアドリブ」の為に有効な基礎になります。
 ブルースと循環の曲に関してはテーマとソロ(アドリブ)をセットで学ぶという姿勢が大切です。

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